三田の家 |
由緒ある三田の旧農家から2世帯住宅への建替で、各世帯の独立性を確保しながら、共に住まうことをどのように意識するかを考えました。世帯をフロアで区切り、LDKや個室をそれぞれに設け室面積も等しく配分した間取り重視の空間構成にしました。
板張りの近隣旧家に調和する素材に木ルーバーをアクセントとするデザインを採用。圧迫感を解消した外観とするために浮遊感ある壁や抜け、配色に配慮しながらまとめました。ひとつの片流れ屋根により敷地内にできるだけ雨水を持ち込まないようにしながら、2世帯がひとつになるイメージを建築ならではの普遍性と力強さの表現で応えました。
東大阪の家 |
環境にやさしい家をつくる。
省エネルギーや自然素材など住環境に関心が高い30代家族の住まいの新築。
木造在来工法による構造の外側に断熱材を施す「外断熱工法」により、魔法瓶のごとく外気の暑さ寒さをシャットアウト。夏の現場でしたが、涼しい室内を体感したことで安定した室内環境を実現を確信できました。
太陽光発電を採用することで日々の光熱費の低減に配慮しました。
木の質感を活かした内部空間をご要望であったため、木の柱が見える真壁を基調とし、床は無垢の桧フローリング、木部は自然塗料を採用しました。
谷六の家 |
佳作 受賞
第29回住まいのリフォームコンクール
優秀賞 受賞
自邸のリノベーションではマンションにはない景色をつくりたいと考えました。
玄関には経年変化を楽しめる黒皮鉄の壁が奥行きを与えてくれます。
リビングに設けた障子は柔らかな自然光を届け、
夜には間接照明が落ち着きのある雰囲気を演出してくれます。
また障子で仕切られた空気層により外気を遮断してくれます。
ミラー張の食器棚は機能的に分けながら空間的に広がりをもたらします。
様々な素材や要素を組み合わせてできた景色の集合体は我が家の原風景となり
住まいに豊かさをもたらしてくれるものと考えています。
洲本の家 |
洲本にあるマンションの一室を別荘として使うリノベーション。
お客様はもちろんゲストの誰もがかっこいい!
といわれる空間を作りたいとのオーダー。
海からの光をふんだんに取り入れた白い空間を作り上げた。
アクセントとして取り入れたペンダントライト以外は間接照明を用いることで
すっきりとした空間に仕上がった。